2014年1月12日日曜日

7日夜に帰国して以来、ランチやディナーを使って旧友や先輩方とお会いしている。そして昨日は、若手ベンチャーキャピタリストS氏とお茶@六本木。お洒落な若い女の子が溢れる店内にポツンと、アラサーの男2人。良い絵である(笑)。

S氏は小学校からの友人で、現在日本のベンチャーキャピタル業界を担う一員として、国内で大活躍している。学部生時代に、僕をベンチャーの世界へ案内してくれた人物だ。

そんな彼とは、どんなに短い帰国期間でも必ず会っていて、お互いの近況報告をしたり、日本のベンチャー業界の状況等について聞いている。


僕「去年は大活躍の一年だったね。今年は投資先の内数社はIPOするみたいだし、ようやく落ち着くのかな?」

S氏「いやぁ、それがさぁ、マクロ環境が良いこともあるから、もっと大きなチャレンジをしようと思ってるんだ。だから今年はまたしんどくなりそう。ファンドを始めた時みたいに瀕死状態になってるかも。。。」

僕「え、もう次のチャレンジするの?アクセル踏み込むねぇ。僕が学生で立ち止まってる間にずっと先に行かれちゃうなぁ。(笑)」

といった感じで、また今年何か仕掛けるらしい。彼が無収入で苦しんでた時も知っている僕としては、収入面では問題は無くなるにせよ、また苦しくも面白いチャレンジをする彼が眩しく見えた。


そして、自分が今取り組んでいることの一つでビジネスアイデアの考え方を、普段起業家と接しているS氏に聞いてみることにした。彼から聞いた答えが、今まで僕に無かった発想なので、ここで参考までに共有しておく。

①Angel List(スタートアップ企業のリスト)等を眺めて、どの分野のベンチャー企業が多いか分析する。そして、その分野周辺にターゲットを絞って、アイデアを練る。要はスタートアップ企業を集合体として見て、向かう方向・時代の流れを読む。で、アイデアを練る。

②マクロ指標の動きを分析し、先の流れに合いそうなアイデアを考える。

③よく言われているが、「不便だなぁ」と思うことや、「こんなのあったらおもしろいよなぁ」と思うアイデアを常に考える。


僕が考えていなかったのは①で、新鮮だった。普段起業家と接しているS氏は「それぞれの事業対象で未来を描いている起業家達と会っている内に、それらを纏めて自分でも先の流れが見えるようになってくるよ。」と言っていた。


女子ばりに頬張ったパンケーキ+バナナ添えもは味しかったし、勿論彼との会話も面白かった。もう少し時間がかかりそうだが、自分が進みたい方向に決心をつけられるかもしれない。


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