2014年7月13日日曜日

昨日を以て東京でのインターンシップが終わった。6週間に及ぶ某投資会社での勤務だったが、様々な学びがありとても有意義だった。以前にも書いた通り、守秘義務の関係で書けないことが多いが、主な学びについては可能な範囲で共有できればと思う。

僕が今回のインターンを通して学びたかったことは、そもそも自分はPEという仕事が合っていて好きなのかということと、PEが如何にして投資先の企業価値を上げるのかという2点だ。1点目については置いておくとして(笑)、2点目について以下に記述したい。

尚、今回対象としているのは、中小型と分類される企業サイズで、目安としては株式価値で200億円以下程度だろうか。


先ず挙げられるのは、海外関連業務のサポートだ。例外はあるにしても、この規模の会社の場合、英語や他外国語を使って海外での業務を回せるケースは少ない。外国語を操れる人材が少ないのもそうだし、国内の重要な業務があり、そこにリソースを避けない場合が多いからだ。

従って、MBAホルダーや相応に長い海外在住経験の有るPEのメンバーが投資先へ常駐し、海外での営業や提携交渉等を率先できれば、それは投資先に対する大きなバリューアップに繋がる。


次に、財務関連のサポートだ。未上場企業の場合、一定の基準を超えた財務諸表を社内で作成出来ていないケースがある。また、特に資金調達については、銀行との交渉も含めてそれが出来る人材がいなかったり、そのノウハウがない場合が多い。

従って、PEが会計士を社外から連れてきてしっかりとした財務諸表を作れる社内体制を整えたり、メンバーが資金調達の交渉をしてより有利な条件で契約を纏めることが、価値あることになる。


続いて、抽象的な表現になるが、当たり前のことを当たり前に行うことだろうか。例えば、社内の様々な会議で、メンバーが共有するべきデータを取り出せる仕組みを作ること等、ある意味当たり前のことが実施されていない場合もあったりする。

内部に居ると気付かないが、外部から見るとこうした点がよく分かる。そして、こういった当たり前のことを実施出来る体制や雰囲気を作って行く。これは「言うは易し行うは難し」で、その会社に元来あるカルチャーや従業員の理解を変える必要が出る場合は、特に困難になる。


他には、マネジメントやキーとなる従業員が気持ちよく働けるインセンティブの仕組みを設計するであったり、PEが持つネットワークを使って顧客や提携先を紹介すること等だろうか。


僕がインターンを通して感じたのは、PEによって投資先の本質的な価値を上げることは可能で、その過程は簡単なものではない一方、エキサイティングということだ。僕もとある投資先でしばらく働いたのだが、僅か数週間であったものの、少し気持ちも入りその会社が好きになった。多分業績が良くなったことを将来聞いたら、とても嬉しく感じることだろう。

インターン期間中には体調を崩し、よりによってそこに忙しい波が押し寄せ炎上した日もあった。。。一方、投資先では仕事自体もとても楽しめたし、出した成果物もそれなりに役に立ったようだ。最期に投資先の社長からポジティブなフィードバックをもらえた時は素直に嬉しかった。


さて、明日には香港へ飛び、また4週間のインターンが始まる。以前働いていた会社なので、勝手が分かる分最初から働きやすいだろう。インターンでしっかりとしたパフォーマンスを出すことは勿論のこと、旧友達に会ってキャッチアップしたり、他自分のビジネスアイデアを友人と議論する中で前に進めていきたいと思っている。久しぶりに香港で纏まった時間を過ごすのが今から楽しみだ!


幾つかアップロードしていなかったイスラエルでの写真を。先ずはエルサレムの風景。やや観光地化されていた面は否めない一方、複数の宗教の聖地であり歴史と神秘的な雰囲気の漂う街であった。

テルアビブのナイトクラブで。テルアビブはクラブが有名なのだが、正直言うと香港の方がクラブ数とクオリティの高さで、シーンは充実している気がした。

テルアビブの街中で。バケーションにはもってこいの気持ち良い夏日だった。

0 コメント:

コメントを投稿