2014年3月26日水曜日

一昨日の夕方、1週間超に及びJapan Tripを終え、東京からNYCへ戻ってきた。平均睡眠時間が3時間を割り疲労困憊であった一方、僕はこれまでに味わった事のない充実感と感謝の気持ちを胸に抱き、帰路についた。


僕の中のハイライトの一つは、最後の晩に屋形船を貸し切ってのディナー・カラオケだろうか。屋形船が出発して間もなく、数名の参加者が立ち上がり、僕たちオーガナイザーへの感謝を述べ、プレゼントをくれたのだ。最初は、てっきり皆と一気飲みをさせられるのかと思ったのだが(笑)、蓋を開けてみれば立派なエルメスのネクタイをもらった。素敵なプレゼントに感激すると同時に、きっと参加者のみんなが満足してくれたのだろう、と思いとても嬉しくなった。


良かった点は挙げれば枚挙が無いが、強いて一つ挙げるとすれば、参加者との一体感だ。京都での観光と月桂冠への訪問を終え、トヨタ訪問のために滞在した名古屋の夜に氷は溶けた。それまであまりお互い仲良くない参加者達であったが、その晩温泉に浸かった後浴衣に着替え、お酒を飲みつつカラオケを歌った。お酒の量が多かったことは正直に述べておくが(笑)、この晩チームが一つになったと感じた。


他日本人オーガナイザーが詰めてくれたロジ周りの正確さも大きかった。朝から晩、日曜から土曜まで、ほぼ満点に近い形で予定を組み、それを実行できたと思う。参加者の中には、最終日に「明日から貴方達がいないから、どうやって予定を組めば良いのか分からないわ。」とおどけて言うメンバーもいた位だ。


訪問させて頂いた会社について、どの企業も素晴らしいプレゼンテーションや質問への回答をして下さり、感謝している。月桂冠やトヨタの他に、ユニクロ、楽天、そしてANAを訪問した。どの会社も違った特徴やカルチャーを持っていて、全体として素晴らしい組み合わせになり、参加者も日本企業の素晴らしさや特徴を肌で知ってもらえたと思う。


日本人の心遣いやおもてなしに、参加者達は感動していた。ホテルは勿論のこと、道で会った人や訪問した場所で会う様々な人達との交流を通して、それを感じていたみたいだ。日本人が一つの国民性として持っているおもてなしの精神は、きっと深く参加者達の心に響いたことと思う。


もちろん、夜の会も忘れてはいけない。名古屋でのカラオケに始まり、木曜日と金曜日はディナー→カラオケ→クラブのサイクルを繰り返した(笑)。日中は他オーガナイザーに任せっきりであったが、夜の部については責任を全う出来たかと思う。とにかく、なるべく多くのメンバーとお酒を飲み、カラオケを勧め、クラブでも先導を切って場を少しは盛り上げられたかなと思う。同級生からは、「Chief Party Officer(CPO)」という肩書きを命名した(笑)。

色々とハプニングも起きたのだが(笑)、それはお酒が入った席のこととして多めにみよう。夜の会でよりオープンになり交流できたことで、日中も皆が仲良く接することができた。やはり飲みニュケーションは大事だ。


今ざっと思いつくことを並べてみたが、他にもここに書いておくべきことがあるので、別途投稿したいと思う。

とにかく今は、一緒に長い間準備を進めて1週間全力でこの旅を実行した日本人オーガナイザー。そして参加してくれた個性溢れるクールな同級生40名。訪問を快諾してくれ日本企業の誇りを見せてくれた会社様。献金やレセプションでサポートしてくれたOBの皆様に深く感謝したい。

直感的にだが、今後これほど素晴らしい旅はもう経験出来ないんじゃないか、と思っている。そう思わせてくれる程、このJapan Tripは素晴らしいものだった。Arigato。


京都にて、会社訪問前の一枚。

映画キルビルの撮影で有名な権八にて。

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