2015年5月6日水曜日

先週の木曜日にMBA二年間の全授業を終えた。終わってみるとあっけなかったが、何事も終わりとはこんなものだろう。これから卒業式までの2週間をかけて、じわじわと終わりであることを感じて行くのだと思う。


最後の授業は、Napoleon's Glanceというコロンビアの有名授業の一つだ。これまで僕が受講した授業の内、唯一大教室で行われたものだ。受講者によって極端に賛否両論が分かれる授業であったが、僕はとても良い授業だと思った。

Strategic Intuitionという一つのコンセプトを、様々な事例を通して繰り返し学んでいく授業で、卒業後も記憶に深く残る気がする。簡単に言うと、人がいかにして戦略的直感を経てアイデアを得るのかについて、普段自分が感覚で行っていることを理論的に説明してくれ、とても腑に落ちる内容であった。

詳しい内容については、Napoleon's Glanceを読んでみると面白いと思う。僕は授業を通して読んだが、知的にも楽しめる本であった。MBAの先輩が翻訳された良い本もあるが、英語自体が平易でそれほど長くないので、僕は原文で読むことをお勧めする。


以下、授業最後に発せられた、教授からのメッセージが印象的であった。

「人は以下の場合のみ、人生に意味を見出すことが出来る。一つ目は自らが愛する人のため、愛することをすること。(愛する人とは恋人や伴侶に限らず、友人や同僚等も含む)二つ目はStrategic Intuitionにて得た直感に従い、その物事を成し遂げることだ。」

授業の主題であるStrategic Intuitionをより大きな命題である人生の意味につなげていて、「最後に上手く纏めたな〜」と関心した(笑)。一方、僕は一つ目の事項ついてうむうむと頷いていた。


インドを訪問して以来、何故自分よりも遥かに貧しく物的に満たされていない、インドの子供や人々が素敵な笑顔を持っていて、幸せそうなのかずっと疑問に思っていた。そして先日、同じくインドを訪問した、インド系カナダ人の友人がその答えを教えてくれた。

彼はCBS Mattersという、自分が人生で最もCareしていることを、自分の過去等と共にクラスメートへシェアするプレゼンを行ったのだが、その中で彼は以下のことを言っていた。

「例えばインド等、アメリカよりも経済的に貧しい国にも、幸せそうな人は沢山いる。それはおそらく、幸せが個人の選択によるものだからだと思う。つまり、如何なる環境にいても、誰しもが自身のマインドセットによって、幸せでいることを選択できるのだ。」

当にその通りだと思った。自分の中で腑に落ちた瞬間であった。


「自身が既に持っているものに感謝し、恋人や伴侶、友人や家族等他人に愛情を持って接すること。」

ビジネスという括りでなく、人生という括りで考えた場合、このマインドセットを持てたことが、僕にとってMBA2年間で得られた最も大きな成果だろう。


MBAを通して出来た愛すべき友人達、様々な学びを提供してくれた教授、その他MBA生活を支えたくれた家族に、改めて心から感謝したい。


P.S. にある通り、コロンビアMBAでは、MBA開始後にあったOrientationの逆で、卒業前の2週間Disorientationと呼ばれた、毎日イベント続きの期間中だ。お決まりのマンハッタンにあるクラブでのパーティーは勿論のこと、ボートでのクルーズパーティ、Brooklyn Lagerビール工場見学(別名ビール飲み放題パーティ笑)、高級ブランチパーティ、クラスメイトとの最後の晩餐等々。

締めは今週土曜から5日間に渡って行われるプエルトリコ旅行だ。巨大なヒルトンホテルを同級生500名で占拠して行われる旅行で、Crazy且つ楽しい旅行になること間違い無しである。最後に友人達と良い時間を過ごせそうなので、今から楽しみだ。


ちなみに、2週間後に迫った卒業式は、こんな感じでキャンパスを目一杯使って行われるらしい。



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