2014年8月1日金曜日

香港は真夏の様相を呈していて、かなり暑い。天気が良く室内から外を見ると綺麗な風景が広がっているのだが、実際外に出ると止まらない汗が邪魔して、風景を楽しむ余裕がなくなるほどだ。


さて、9月から始まる秋学期に向けて、授業のBiddingが始まった。

コロンビアでは、実社会の要素を少しでも取り入れるという狙いなのか、より公平性を保つためなのか、選択授業はBiddingシステムで決まる。

具体的には、各個人にそれぞれ同じポイント数が分配され、その手持ちポイントを使って自分が受講したい授業へBidし、受講できる生徒数に上限がある中で、より高いポイントをBidした人がその授業を受けられるというシステムだ。

そしてこれがなかなかよく出来ている。全部で3ラウンドのBid期間があり、その前の期間の結果を踏まえてBidを繰り返す。Add/Drop期間といって、3ラウンドを経た後、その場で早い者勝ちでAddやDropが決まる期間もある。手持ちポイントも学期毎ではなく2年間を通してポイントが付されるため、来学期以降に取りたい科目に必要なポイントも考慮した上で、今期のBidを決める必要があるのだ。


そして、よく出来ているだけあって、これが結構厄介なわけである。

というのも、当然ながら人気授業とそうでない授業があり、授業によって激しいBid競争が起きるのだ。今回僕は、大して戦略を持たずにBidに臨んだため、今のところ受講したかったInternetやベンチャーキャピタル関連の授業を幾つか逃してしまった。。。

僕の仲良い中国人の友人に至っては、未だに一つも授業を確保できていない状況である。(但しこれは極端な例。彼からはBid結果が発表された後、FML(「Fxxk my life」、つまり「こんなのやってられねえぜ!」という1文のみのメール返信があった(笑)。)


少し考えてみれば、授業確保が決まった後でその授業をDropでき、そのラウンドで必要だったポイントと自分がBidしたポイントの差分は戻ってくるため、手持ちポイントを目一杯使って自分が取りたい授業にBidしておけば良かったと気づいた。。。完全に戦略ミスである。

実はまだ授業全てが確定したわけではなく、今正に第3ラウンドの期間中なので、少し頭を使って戦略を考えているところだ。

と、授業を選択するのも、市場原理を考慮したBiddingシステムが用いられていて面白い。他の学校ではあまり採用されていないのではないか?一方で、秋学期の授業選択がイマイチ思い通りにいっていない僕のような生徒は、そう暢気なことを言っていられないのだが。。。(汗)


話は変わり、一昨日香港で最初にできた友達と、彼女の夫と食事をしてきた。彼女は投資銀行で激務の日々を過ごした後に結婚し、宝石に関する学位を取得、今就職活動をしている。自分の好きなことを仕事にしようとしていて、結婚もあり幸せそうだった。そして、彼女の夫はファミリービジネスをしていて、今はその会社の一つで社長をしている。

どうやら近く、自分が社長の会社が香港証券取引所での上場が決まるらしく、忙しい日々を過ごしているようだった。先日会った元同僚Hとは違い、一つの会社を自分の責任で経営しているので、仕事や経営に関する話には重みがあった。

多分カリスマを持ってるという言葉が合うような人柄で、上昇志向も強い彼なのだが、日々プレッシャーと隣り合わせで経営している中で、かなり鍛えられているのだろう。その語り口には前回感じなかった風格を感じた。


元同僚のHと言い今回のPと言い、ビジネスの世界において自分と大きな差を感じる。実力もそうなのかもしれないが、成功度合いについてだ。純粋な起業家ではなく、2世代経営者ではあるのだが。
そしてそんな彼らを羨望の眼差しで見ている自分に気付いた。自分もこれまで自分がやりたいことを実現してきたという自負があるし、これからビジネスでも大きく前進していく覚悟がある。が、こういう気持ちを感じるということは、まだまだ未熟ということなのだろう。

振り返ると、昨年の冬学期は、学校内で友人が劇的に増えた一方、楽しむことに比重を掛け過ぎた気がする。この夏休みに、学校から離れて社会人生活に戻る中で、幾つかビジネスの仕込みをしているので、秋学期はビジネスと学校や友人との時間で上手くバランスをとって過ごせればと思う。



昼と夜の香港の風景。今週は空気も比較的綺麗で、美しい景色を楽しむことができる。僕はやっぱりこの街が好きなみたいだ。

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