2013年5月7日火曜日

香港ファンドのインターンまでの道のりは、思いの外長かった。


昨年コロンビアに合格した後、MBA開始まで何をしようか考え始めた。前職で働き続ける又は旅行等するという選択肢もあったが、MBA後のことを考えてインターンをすることに決めた。

場所は香港>シンガポール>東京の順で、業種はVC・PE>ヘッジファンドという順で探してみることにした。




先ずネットにて色々と検索してみるが、そもそもMBA前のインターン募集がない。

気を取り直して、ヘッドハンターの知り合いや主に金融業界で働く日本と香港の友人20人位に、何か話がないか聞き回った。香港やシンガポールにはヘッジファンドの日本株担当で働く人が多いことを知っていたので、そこでのインターンは確保できると期待していた。が、聞いてみたところ、就労ビザ等の問題もありチャンスが無さそうなことが判明。やはりMBA前インターンは機会がない。

そんな中、東京にて外資系PEで働く親友経由で、日系ヘッジファンドのインターンの話を知ることができた。

去年はMBA前のインターンを雇ったものの、人員が増えたらしく今年MBA前インターンを雇うのか不明だったが、駄目もとで連絡してみた。すると、先ず電話で話しましょうとの回答。

順調にチームヘッドの方を含む4名の方と電話面接を繰り返した後、ヘッドの方及び会社の社長と東京で面接を受けてもらいたいとの連絡を受けた。3月に東京へ一時帰国する予定だったので、そのときまで待って頂くことにした。


一方、それ以外の機会は全く見つかっていなかった。仮に3月にあるヘッジファンドの面接に落ちた場合、その時までに前職の3月末退社が決まっているだろうから、MBA開始までプー太郎になってしまう。

僕は少し焦り始めた。


そして年末、香港でお世話になっている方と久しぶりにランチをした。MBAに無事受かったことを報告し、その会話の流れで、MBA後に挑戦したいことや今香港でインターンを探していることを話した。すると、全く予期していなかったのだが、その方が懇意にしている香港の某Growth Capitalファンドの会長に、インターンについて話してみてくれると言ってくれた。

敷居が高そうなファンドだし、そもそもインターンを雇っていない。通常、香港のPE/VC/Growth Capital Fundは、中国をメインに活動しているため中国語を話せる人材を求めており、そこに私は合致しない。だが、ここも駄目元でお願いしてみることにした。

すると、1ヶ月位して、先方はインターンを考えてみると反応してくれたことが分かった。(1ヶ月もかかったのは、その会長が文字通り世界中を駆け回っており、なかなか捕まらないため。)その後、何度かメールでのやり取りを経て、3月初めに会長とお会いし、話を聞いてもらえることになった。どうやら、中国だけでなく、日本やシンガポール企業への投資もしているため、僕でも貢献できる部分があるとのことだった。

実はこの会長、香港/中国経済界を代表する大物の方。例えば、著名な国際会議のBoard Memberを、IMFトップのLagarde等と務めている。言ってみれば雲の上の存在で、面接の前日夜はあまり寝付けなかった笑  

僕はこの面接が自分にとって大事な機会になると思ったので、思いつく限りのベストの準備をした。会長についてネット等で調べ上げ、持参する英文レジュメや、MBA後の自分の目標、Why intern? 等々の想定Q&Aを準備し、友人と英語でモックインタビューを行い、面接を頭の中で何度もシミュレーションした。コロンビアの面接の時よりも気合いを入れたかもしれない笑。 


迎えた当日、香港の高層ビル郡とビクトリアハーバーが一望でき、とても高価そうな絵画が飾ってある部屋に通された。5分位して、人の良さが伝わってくる会長が入ってきた。とても気さくに話してくれる一方で、特にMBA後の目標とこのインターン志望理由について、その本気度を見られていたように感じた。特に詰まることなく回答できたが、正直僕はとても緊張していた。

そして面接開始から30分後、幸運なことにその場で「OK. We will hire you as intern.」と言ってもらえた。本気度と熱意が伝わったのだと思う。

その後オファーレターへのサイン等を済ませ、4月初めからインターンを開始。今は会長と直接仕事をし、日々色々と勉強させて頂いている。


振り返ると、ここまでの道のりは思った以上に長かった。トップスクールMBAの看板と自分の香港でのM&A経験があれば、直ぐにインターンにこぎ着けると思っていたが、甘かった。

だが、結果的に、運良く当初思ってもいなかった素晴らしいインターンの機会を得ることができた。その理由を挙げるとすれば、以下になるのかもしれない。

①早い時期に動き出す 
想定よりも大分時間がかかった。動き出しが遅ければ、インターン獲得プロセスの途中で東京に帰ることになり、香港でのインターン取得は厳しかったかもしれない。思った時から行動すべし。

②色々な人に自分の思いや目的を話してみる
最終的にインターンに繋がったのは、それ目的で話したわけではない、お世話になっている方との会話だった。自分が本気でやりたいと思っていることであれば、誰かがそれを助けてくれるかもしれない。様々な人に本気でしたいことを話してみるべし。

③自分で出来ると思ったならとにかく挑戦する
香港のPE/VCでのインターンと話してみても、聞く人聞く人に「そんな機会は知らない。厳しそうだなあ。」と言われた。が、僕は何故かそういう機会を得られるという根拠無き自信があったし、だからこそ時間をかけて色んな人に話をし、結果的にチャンスを得ることができた。自分が出来ると思っているのなら、挑戦すべし。


別の機会に、インターンの日々を投稿しようと思う。お楽しみに!

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