2013年11月14日木曜日

昨日ニューヨークでは初雪が降り、いよいよ本格的な冬が始まった。パラパラ降る雪を眺め季節が変わったことを実感しながら、自分がニューヨークに来てからちょうど3ヶ月経ったことを思い出した。

この3ヶ月間、優秀なアメリカ人に囲まれその 議論に付いていくのに精一杯だったし、多分これからもまだまだ苦労するのだと思う。学内での自分のパフォーマンスにそこまで自信が持てず、学外での活動を増やすことに躊躇いがあったのが正直なところだ。

英語がネイティブでないという問題もあるだろうが、それよりも常に自分の意見を持ち、それをロジカルに説明する習慣がなかったことが要因だと思っている。アメリカは意見を戦わせるのが日常だし、それを論理的に裏付けられないと話を聞いてもらえない。この環境に順応しようとしているのが僕の現状だ。

打ち手として、教授や生徒が発する質問全てに対して、自分なりの答えを想定しながら授業に参加すること。そして、どこでどんな知識が生かされるか分からないので、興味ある講演になるべく多く足を運んだり、本やニュース媒体によるインプットも心がけている。まだ大きな効果は実感していないが、一昨日突然マクロ経済の授業でアベノミクスについて聞かれた際は、5分超位を使って自分の理解を論理的に説明できた。心では小さなガッツポーズをしながら(笑)。1週間前に議論させてもらったコロンビアSIPAに通う友人に感謝。


そんな中、ボストンキャリアフォーラム(米国で学ぶ学生が一同に集まるジョブフェア。週末のボストンが、スーツを来た1万人超の日本人で埋まる、傍から見ると異様なイベント(笑))やプライベートで、それぞれのキャリアで成功されている方々とお話する機会があった。

日本及び米国で、何れも種類の異なるファンドの投資家として活躍されている方々で、苦労話や今に至る経緯を聞かせて頂いた。(MBA生でいる良いことは、仕事の種類に関わらず様々な方とお会いできることで、その恩恵に感謝している。)何れの方にも共通していたのは、今の自分があるのは7−8割は運と述べていたことだ。

同じ能力を持っていて同じように努力していた仲間には、上手くいっていない人もいるから運が大きいと述べていた。が、僕の目からは、チャンスが来た時にそれを掴む準備が出来ていて、そういう運をたぐり寄せる人間的魅力や情報感度の高さ、人的ネットワークがあったのだと想像した。

加えて、当時周りから見るとリスク高と思われていた、新たなことに挑戦されていたことも共通していた。ブルーオーシャン市場という言葉があるが、当にそこに自分の感覚と論理を背景にチャレンジされ、その第一人者になられていた。

こうやってビジネススクールに来ると、まぁ優秀な学生が多いことに驚かされる。こういった学生が毎年数千人単位で生まれていることを考えると、今Hotと呼ばれる競争の激しい分野に進んで戦うことが得策には思えない。むしろ、競争がまだ少なく、且つ自分が強い興味を持って取り組める分野に進むことが良いのではないかと思えてくる。

今後の自分に役に立つ色々なアドバイスを頂いたのだが、僕は勝手に勇気ももらっていた。勇気というのは、未知で負け戦になる可能性もある中で、果敢に前に進んで行く力。彼らが苦労しながらも前進してきた話を聞けたことで、自分の背中を少し押してもらえた気がする。


冒頭の話に戻ると、3ヶ月が経った今、学外での活動を活発化し、渡米前に自分が得たいと描いていた経験を掴みに一歩踏み出そうと思う。

クリスマスデコレーションになった(!?)Radio City前。

鳥が気持ち良さそうに空を飛ぶボストンにて。


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